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*「余力」とは別のものです。

 

自分の力に関しては自分で責任を持って判断してください。他人の力に責任を持つ必要はありません。また、他人の力をあてにしないようにして下さい。

 

普段の生活でたくさん力を使っています。凸凹ライフデザインとつくる場ではあまり力を使いたくない、むしろその場ではエネルギーを補充したいと思われる方もいます。もちろんその通りだと思います。

 

ですが、場合によっては、「自分のやりたいこと、意欲を感じられることに、力を使う」と<自分の責任>で決めて取り組むからこそ、「力が生まれてくる」こともあると考えています。

 

集まりの中で、自分の趣味や特技を発揮・披露する場をつくりあげることで、力が生まれ、力の質量が育ったメンバーもいます。そのために「余力を少し超えているかもしれないが、敢えて取り組む。疲れたとしても自分が決めたことだから責任を持つし、ほかの人にできるだけ迷惑をかけないようにしたい(メンバーの言葉)」という意識が必要な場合もあるかもしれません。凸凹ライフデザインでは、心配し過ぎることはせず、その挑戦を応援したいと考えています。

 

他人の力を制限したり、過信したりしないように気をつけて下さい。「あなたは疲れているから、絶対やめた方がいいよ」…心配するのは分かりますが、人の可能性を安易に制限することにもなります。可能性を探り、開花させることは、ひいては困難の軽減にもつながると考えていますので、注意しましょう。

 

逆に、「私は凸凹ライフデザインのためにこれをしているのだから、この人は手伝ってくれてしかるべき」という考えも避けてください。人には人の事情やその時々の力の使い方があります。「これを手伝ってほしい」と具体的に伝えるのは歓迎していますが(一人一人が主体的に取り組みたいことを応援します)、「手伝うべき」と押し付けるのは辞めましょう。

 

私たちとつくる場では、必ずしも「余力で」活動するべきとは考えていません。凸凹ライフデザインが作る場も一人一人の「生活」の一部です。普段の生活が現実(現実社会)であるように、ここも一人一人の現実(現実社会)の一部です(凸凹ライフデザインの活動への参加は「社会活動」でもあります)。つまり、自分の力の一部を「余力」として分類することや、その余力だけを使うべき、などという考え方自体がないのです。

 

自分の力をどこでどのように使うかは、自分で責任を持って判断しましょう。

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